有限会社と合同会社の違いを比較

有限会社と合同会社の違いを比較

 

まず大前提として有限会社は会社法の変更により新しく設立することができなくなりました。これに変わる会社が合同会社です。

 

 

違いとしては資本金の額と監査役の有無があげられます。

 

資本金

合同会社では1円から設立可能です。ただ対外的に取引を行う会社では1円では信用を得られず、まともな取引が期待できないので数百万円は用意した方が良いです。最低でも50万円程度は資本金として出資しておいた方が良いでしょう。

 

 

ただ節税が目的などの場合は特別気にする必要はないでしょう。ただ法人銀行口座を作る際に信用を得られない可能性があるので、この場合でも100万円程度は用意しておいた方が無難です。

 

 

有限会社は基本的に300万円が必要でした。昔は10万円でよかった時代もありますが、1990年以降は300万円に変更になっています。

 

 

監査役

合同会社では不要に変更されました。

 

 

ただ有限会社時代も形骸化しており、実質的に機能していなかったので不要ということが明文化されたという方が良いでしょう。

 

 

合同会社と有限会社の比較一覧

  合同会社 有限会社
最低資本金 1円以上

300万円
(1990円までは10万円)

出資者の責任 有限責任 有限責任
出資の目的 金銭等(現物出資可)のみ 金銭等(現物出資可)のみ
機関設計の変更など重要事項の決定 出資者の善意一致が必要 出資者の善意一致が必要
代表者 出資者全員※ 出資者全員※
取締役の人数 一人以上 一人以上
監査役 不要 必要
利益配分 自由 自由
決算広告 不要 不要

※定款に定めることにより出資者でも代表者から外すことも可能